つい使いがち!?意外と嫌な会話4選+対策
普段、何気なく交わされる会話でも、人によっては嫌だなと思うケースもあります。
今回はその中でも4つの会話を紹介します。
つい、使いがちなフレーズですが相手との関係や、性格によっては「この人ちょっと苦手かも」と思われてしまうので要注意です。
①どんな音楽聴くの?
ひとつめは「どんな音楽聴くの?」です。
この質問をされた経験がある人は多いのではないでしょうか。初対面の人と会話するときにはよく使われますよね。
一見、"音楽"という親しみやすい内容で良い質問に思えます。
でも音楽の趣味って意外とパーソナルな情報で、まだ馴染んでいない関係の相手になかなか言いづらいものがあります。
それに「どんな音楽?」という質問は範囲が広く、回答が難しいです。
楽曲、アーティスト、ジャンル、どの程度まで絞って回答すべきか。回答を絞りすぎると相手が知らない曲だった場合に会話が弾まなくなります。
この質問をされた場合、相手も深く考えて質問をしていないケースがほとんどなのでこちらも簡単にふと浮かんだものを挙げてもいいでしょう。
もし音楽の会話を広げたい場合は、スマホに入っているプレイリストを見せて「知ってる曲ある?」って聞いてみると会話が盛り上がります。
②休みの日はなにしてるの?
ふたつめは「休みの日はなにしてるの?」です。
この質問もよく聞かれることがありますよね。
明確な趣味がある人は〇〇してますってすぐ答えられます。
でも、趣味がない(または多趣味)の人で答えにくいケースや、あまり趣味を公にしたくない人もいます。
それに休みの日は文字通り休んでいる人もいます。
そういう方からすれば「休みの日はなにしてるの?」と聞かれると嫌だなと感じます。
質問する側は、"先週のお休みは"とか、"来週の" というように日付を絞ってあげると、相手はその時のことを答えられるのでおすすめです。
答える側は、当たり障りのない回答で問題ありません。
「ご飯食べます」「漫画を読みます」「映画をみます」「寝てます」とかシンプルでOKです。
そのあとは「あなたは?」と相手にパスするのも良いでしょう。
③今日なに食べたい?
みっつめは「今日なに食べたい?」です。
もしかしたらこの質問が人生で一番多く聞かれる質問かもしれません。
この質問の嫌なところは、仮に「〇〇が食べたい!」と答えたとしても、「今日は〇〇の気分じゃないなぁ」と返ってくる場合があることです。
それに「特にないよ」「決めていいよ」と答えても、なにも決まらず会話が先に進まないことになります。
この場合、「和・洋・中 どれがいい?」とか「米と麺どっちがいい?」と選択肢を示してあげる、「この近くだと〇〇とxxだね」と誘導してあげるのがおすすめです。
④この動画おもしろいよ
最後は「この動画おもしろいよ」です。
近頃、おすすめの動画のURLをLINEで送ってくるケースがあります。
すぐに動画を見る時間が無かったり、そもそも興味がない内容であったり、リアクションに困ってしまいます。
相手の好みをよく知っていての紹介であればまだしも、一方的に好みを押し付けてしまうのは良くありません。
急に送られて"興味がない"状態で閲覧した動画はたとえ面白い内容であっても"つまらない"と感じてしまいます。
それに送ってきた相手にリアクションすることを考えると憂鬱になってしまいますよね。
もしこのケースのように動画が送られてきた場合は、深く考えずに"イイネ!"のようなスタンプを返信しておけば角は立ちません。
後日対面で「こないだの動画みた?」って催促があれば「忙しくて見てないんだけど、どんな内容なの?」って聞いてしまえば問題ありません。
対策はクローズドクエスチョンで!
4つのケースを紹介しましたが、嫌な会話にならないポイントは最初は"クローズドクエスチョン"を使うことです。
クローズドクエスチョンはYES / NO や A or Bのように質問の回答が決まっているものです。
逆に今回紹介したケースのような「なに?どんな?」はオープンクエスチョンと呼ばれます。
クローズドクエスチョンを意識して質問すると相手も答えやすく、会話のキャッチボールが生まれます。
その中で相手の性格や好みがわかってきたらオープンクエスチョンに切り替えてみると良いでしょう。
クローズドクエスチョンを使った質問の置き換え例です。
・どんな音楽聴くの?
→(たまたま掛かっているBGMを指して) この曲知っていますか?
・休みの日はなにしてるの?
→先週〇〇をしたんですが、やったことありますか?
こんな感じで相手が返事をしやすい質問をしてみてください!面白いくらいに会話が弾みますよ!
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